症例27 精神病症状をともなった双極性障害 女性 30代前半
十代後半から気分変調をきたし、うつ病と統合失調症の診断を受けておられました。抑うつ気分は強かったですが、一方で衝動的に高価な買い物をしてしまう、気分高揚感がみられる、怒りが強いことなどから双極性障害と再診断されました(MDQ12)。また、監視されている、会話が盗聴されている、人の目が恐いなど妄想型の統合失調症が併存していることが判りました。
磁気治療20回実施後、まえは職場で怒鳴られるとパニックを起こしていましたが、そのようなこともなくなり、人に見られている感じもなくなり、撃たれ強くなり気分の波がなくなったと言われました。