自閉症スペクトラム障害 ASD 女性 10代後半
中学、高校時代ほとんど登校できませんでした。大学生になっても夏休み前から登校できなくなっていました。もともと親しい友人が作れず人間関係を円滑に営めないのことの自覚がありました。また日常生活が乱れることに強い不安と怒りを抱きました。心理テストからはご本人もあまり自覚していない双極性障害、注意障害も併存していることが判りました。
自分の思いとおりにならないとき、パニック的になってしまうのはこの性向からも由来していると考えられました。
磁気治療実施のあと、今まで見られなかった微笑みが会話の随所で見られるようになり、大学への意欲が出てきました。さらに躁うつ状態とADHDもいちじるしく改善していました。ASDについてはもう1クールやるべきでしたが、ご本人の都合により一応終了となりました。