うつ病の患者さんの症状について
うつ病の患者さん全てが、抑うつ症状など精神症状を訴えるわけではありません。
精神症状をまったく出さずに、身体症状
=だるい、めまい、吐き気、胃腸症状、胸部不快感など=
だけを訴える方がいます。
また、抑うつではなく、不安感、緊張感だけを訴える方もいます。
こういう方は精神安定剤のみを希望されますが、治療効果に限界があります
うつ的要素がどの程度介在しているかは問診だけではなかなか診断できません。
心理テストによる判断が必要です
その上で、抗うつ薬が必要かどうかを診断していきます。
治療をこじらせないためにも、早期発見早期治療です