年を取ると誰でも、人の名前をすぐに思い出せなくなったり、物をどこにしまったか忘れたりするものです。

生理的な加齢による物忘れは
◇体験の一部を忘れる
◇ヒントがあれば思い出せる
のが特徴で、たとえば
食事の献立が思い出せない
外出先で人と会ったことを忘れる
などです。

病的な認知症では
◆体験したこと自体を忘れる
◆ヒントがあっても思い出せない
のが特徴で、たとえば
食事したこと自体を忘れる
外出したこと自体を忘れる
ということです。

興味深い統計があります。
全国の65歳以上の15%が認知症で推測されています。
渋谷区では65歳以上が3.9万人なので
6000人が認知症であると考えられています。

大田区では65歳以上は14万人なので
21000人が認知症に罹患していると推測されています。

精神科領域で初診患者は
認知症圏が急増
気分感情障害圏は横ばい
統合失調圏は微増傾向
になっています。

まわりの方の初期症状に気付いたら
早めの受診をお勧めします。

mobilephone0120-570-442(通話料無料、携帯・PHSからもOKです!)

つのおクリニック